(夏の谷)

8月5日 笹生川
晴天です。水位はヒカヒカの渇水。おまけに水温も生ぬるい。こんな状況で、標高500メートル程度のフラットな川で、それも真ッ昼間に釣ろうなんて、ちょっとムリですね。 釣れたのは、20cmウグイ・15cmアマゴ・12cmイワナを各1匹と、小アマゴを数匹。まっ、風は爽やかだし、時々シシ脅し(クマ脅し?)がドッカーンと鳴ってくれるので、私のように河原でビール飲んで寝っころがってるのが好きな人には、安心できます。
小1時間ほど寝そべった後、下流の大堰堤へ移動。夕まずめにはまだ1時間以上あるんだけど、せっかちな私は、かまわずキャスト。ここでは、20cmイワナを1匹。それから、唯一ライズした良型をフッキング。でも3回くらいデコンデコンとして、バレてしまいました。尺はあったかな〜?

 

お盆の釣り

このお盆は、絶不調でした。どこの川も渇水で高水温。もちろん釣り人もいっぱい。おまけに、年券を落としてしまい(郡上・奥越・庄川・大野、の各漁協の分と罰金用の5000円ほどを、まとめて紛失)落ち込んでいます。
(暗雲垂れ込める有峰湖)
ともあれ、いくつかご紹介。
まずは、有峰湖。「ライズは、ほとんどニジマス」と云う情報を信じて、車中泊の夕・朝マズメ狙い。昼の3時にダム湖に着いて、ポイントを小沢の流れ込みに決定。夕マズメにはまだ時間があるので、小沢を釣ってみたところ、小イワナが5匹ほど釣れた。これなら、大イワナも期待できるかも・・。その後、ダム湖の夕マズメ。しかし釣れたのは、アブラッパヤ1匹。小さなライズはみんなアブラッパヤでした。現地で会ったFマンによると(彼は年数回ここに来るらしい)「ここは、冬季通行止め明けが良い」「10回来て尺イワナ1匹くらい」「こんな天気じゃあ、今日はダメだろう」とのこと。その通りでした。
翌朝も薄暗いうちに竿を振ったけど、むなしいばかり。高原川方面へ移動して、下佐谷へ。ここは綺麗な谷でした。いい写真が撮れなくてお見せ出来ないのが残念です。ただ、入りやすい所には必ず車が止まってるし、奥へ行くほど谷は深くなるし、車中泊のせいか元気がでないし(ジムニーにちじこまって寝てたんじゃ、しかたないか?)・・。結局、一番下流の車の横から入渓して小ヤマメ3匹。しかしこの谷なら、いい時期に、下調べもしっかりやって、もう1度トライしたいもんですね。
(A氏の釣った庄川のイワナ)
このお盆の釣りは、上記の2日間で体力・気力とも無くなってしまいました。下調べもしない上に、慣れない車中泊なんてやるからいけなかったんでしょうね。
その後は、ビールとおにぎり持って、近所の谷をのんびりつっつきました。荷暮川上流はボウズ。初めて行ったけど、やさしい渓相。ここは釣り人が多かったですね。林谷ではアマゴ3匹。18cmは久々でした。田茂谷上流は、随分奥まで釣りになります。ここではイワナを2匹。庄川上流では、テンカラも振る。テンカラだとフライの倍のポイントが探れますね。でも、釣ったのは3匹。瀬がちょっと釣りずらいのと、ポイントに近ずき過ぎるのがいけないのかな。

今回は、ちょっと長文で失礼しました。渓流シーズンもあと1ヶ月ちょっと。私は不調にもめげず、まだまだガンバリますよ。みなさんもガンバってネ。

8月25日 猪洞谷
今日はたくさんの釣り人が居ました。こないだの台風で水況が回復したと思ったんでしょうね。まあ、今は平水ですが、出水直後のエサ釣りでも、あまり釣れなかったみたいですよ。もちろん私も釣れませんでした。あまりの釣り人の多さに3ヶ所も川を変えました(車が無いのでウェーダーを履いて川に入ろうとしたところ、下流の釣り人を発見したのが2回もあった)。みんな上流思考で集中しますネ。結局、最初に見た猪洞川に入って、20cmアマゴを1匹のみ。まだまだ、不調が続きそうです。
翌、26日は林谷下流(左の写真)。ここは両岸やなぎだらけで、川の中を歩かねばなりません。ここはちょっと増水で良い水況でしたが、小アマゴしか出ません。上流も少しつついたけど、全く釣れませんでした。う〜ん。絶不調!。

今回、タイトルを「釣れないフライ日記」から釣りたい!フライ日記に変更しました。「釣れない・・・」では、縁起悪いから・・。これで、なんとか釣れるようになるかな・・?。でも8・9月ってホント釣れないんですよネ。